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report.01

現在建築中。HACOTの家づくりを、建築現場から写真レポートしていきます。
基礎工事から完成まで、HACOTが建っていく様子がこちらでご覧いただけます。

泉南郡熊取町、N様邸

竣工

竣工いたしました。

外構工事

専用通路に御影石が敷かれました。通路の両側には塀が施工されました。ここに竹が植樹されることになります。建築工事竣工まで後わずか。

植樹

中庭に植樹されました。濃い木の色に緑がよく映えます。

杉板・塗装工事

中庭の杉板に塗装が入りました。 雨で工事がストップし、「工期がずれるな~」と職人さんも諦めて一旦帰ったのですが、夕方頃に雨が止むと、職人さんが戻って来て塗装工事を仕上げてくれました。

中庭の杉板

露天風呂の周囲には塀がなく丸見えだった中庭に杉板が施工されました。 外からの視線を遮断します。

外構工事

縁側コンクリートを左官で仕上げる工事。 今回は黒色を取り入れたセメントを使用。 建物の足元を引き締めてくれています。

地盤調査

和室に畳が入りました。通常の半分サイズの琉球畳。シックなカラーで和風と洋風を併せ持つモダンな雰囲気を醸し出します。

ハウスクリーニング

屋内工事も中庭を残しすのみ。養生を剥がし美装工事(ハウスクリーニング)が行われました。

地盤調査

屋内工事が竣工(完成)に近づくタイミングで、外構工事がスタートしました。専用通路の入り口部分はブロック仕上げです。

露天風呂とウッドデッキ

中庭の露天風呂周辺のウッドデッキが施工されました。奥に見える窓は浴室のまど。気分に応じて浴室から出て露天風呂に入ったりと自由に行き来できます。

露天風呂

檜の露天風呂、設置工事。今回のモデルハウスの目玉、中庭の露天風呂がいよいよお目見えしました。吐水口が付いた本格的な設備です。

クロス工事

建築工事も大詰めを迎えています。クロス工事が始まりました。 写真の白い筋は、壁の凹凸をパテで埋めて平らに均す下準備。

キッチン搬入

今回の新モデルハウスで採用したキッチンはPanasonic製の「ラクシーナ」サイドには冷蔵庫などの家電が隠れるように壁が設計されており、リビングからの見が目がスッキリとしています。

焼き杉板

一階の外壁に焼き杉板が施工されました。随分と落ち着いたモダンな雰囲気へと変化しました。

ユニットバス

ユニットバスが搬入されました。今回の新モデルハウスで採用したのはPanasonic製バスルーム「オフローラ」。浴室に備えた窓から中庭と空が見えます。夜空を眺めながらのバスタイムはHACOTならでは。

キッチンカウンター

キッチンカウンターが施工されました。カウンターの天端にはメラニンを使用し、前にはスギ板を張っています。そして後ろはすべて造作棚。

足場解体

足場が解体されました。外壁サイディング工事が一階を残して完了。一階の外壁は焼き杉板が施工されます。

パラペット工事

パラペット。屋根の縁部分の工事です。

ボード張り

室内のボード張り。壁・天井ともにボードが施工されています。

吹き付け断熱

断熱工事が施工されました。 柱と柱にぎっしりと詰まっている乳白色の部分が断熱材。

HACOTは吹き付け断熱を採用しています。これは硬質発泡ウレタンフォームを現場で吹付ける工法で、隙間ができにくい特性があります。また気泡構造による防音・吸音効果によって、外からの騒音を軽減し、生活音の漏れを防ぎます。 学校の音楽室など、壁や天井に無数の穴を作ることで吸音効果を出しています。 気泡構造による吸音効果はこの原理と同じです。

屋根工事

屋根工事。HACOTの屋根は中庭に向かって勾配があり、雨は中庭へと導かれます。

緑のシートは下地材のアスファルトルーフィング材。 シルバーの屋根材はガルバリウム鋼板。 ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛メッキで鋼板を 挟むことで優れた耐久性を持った素材です。

バルコニー防水工事

バルコニーでは防水工事が始まりました。写真はFRP防水の下地処理。 以下にFRP防水工業会の説明を引用します。

FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。従って出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。

http://www.fbk-bousui.jp/index.html
大工工事

大人数で一気に組み上げた上棟が終わると、当分の間は大工による木工事が続きます。

上棟

着工から約一ヶ月で上棟となります。 クレーン車によって建材が高い場所へと運ばれます。 たった一日で、屋根まで組み上がる様子は建築の工程の中でも特にインパクトが強い瞬間です。 上棟を迎えると随分と家の形がハッキリとしてきます。

上棟

上棟は「棟上げ(むねあげ)」とも呼ばれます。読んで字の如く棟木(むねぎ)をあげるという意味。この棟木とは屋根の一番高いところに配される部材のことです。

根太レス工法・剛床工法

土台が組まれると、床下の断熱材を入れ構造用合板で床を作っていきます。 HACOTでは根太を使用せず、直接土台や大引に厚みのある合板(28mmを使用)を一定間隔のピッチに専用釘で取り付ける根太レス工法(剛床工法)を採用しています。これは2X4の考え方を取り入れた「横揺れ、ねじれ」に強い工法です。

土台敷き

基礎工事が終わり、大工による木工事が始まりました。まずは土台敷き。 事前に基礎コンクリートに埋め込んでいたボルト(アンカーボルト)で基礎と土台をしっかりと固定。 これは土台が地震や台風などでズレ落ちないようにするためです。 HACOTでは構造計算によって強い力がかかる場所を割り出した上で、アンカーボルトの数・配置を決めています。 写真は床組の模様、土台と大引が整然と組まれています。

基礎完成

立ち上がり部分の型枠が外されました。基礎の完成です。 間もなく建築資材が運び込まれ 大工による土台敷き工事が始まります。

立ち上がり部分・コンクリート打設

立ち上がり部分のコンクリート打設。 HACOTの基礎巾は150mmを確保。 しっかりと鉄筋にコンクリートが被っています。

基礎の幅。これが太い程、中にある鉄筋にかぶるコンクリートの厚みが太くなります。これは基礎にとって「かぶり厚」と呼ばれる重要な要素です。なぜなら、コンクリートが中の鉄筋をサビから守っているからです。コンクリートはアルカリ性のため、酸(サビ)に対抗します。しかし、そのアルカリ性は長い年月をかけ、徐々に失い「中性化」していき、鉄筋を守ることができなくなります。したがって、かぶり厚みが少ないとその分中性化するのが早まってしまうのです。

コンクリート打設

コンクリート打設。基礎から上棟までの工程では一日で随分と景観が変わります。 写真はベースコンクリートを養生しながら、立ち上がり部分の型枠取り付けが始まっています。

基礎コンクリート中から顔を出している管。これはサヤ管といい、将来のメンテナンスを容易にするための配管です。長期優良住宅では50年、100年の長期間にわたり使用することを前提に建築されます。100年という期間には、必ず設備の劣化、そして交換という時期が来ます。この交換を「いかに容易に行えるようにするか」といのが長期優良住宅の維持メンテナンス性能の考え方です。

コンクリートに直接、水道や下水に繋がる管を埋め込まずに、サヤを埋め込む工法。これによって将来の交換では、サヤ管の中身だけ交換することになります。つまりいちいちコンクリートを壊す必要がないのです。

配筋

地業が終わると次は基礎工事がはじまります。写真は配筋です。鉄筋が一定の間隔に組まれています。型枠の中が白っぽくなっているのは、防湿シートが敷かれているため。これを敷くことで床下への湿気を軽減します。この後、日本住宅検査機構(JIO)による配筋検査を経てコンクリート打設となります。

地業・掘削工事

建築工事が着工しました。まずは地業から始まります。写真は掘削工事の模様。基礎をつくるための準備です。

地盤改良工事1

地盤調査の結果、地盤改良を行うことになりました。 今回の工事は、柱状改良工事。 「柱状改良工事」 これは地盤が強い部分まで地中を掘削し穴を堀り、 セメントを流し込んで地面まで柱状の杭を造る工事です。

地縄張り

縄張りが行われました。これから実際に建築する建物の配置する形に縄を張り、周囲の家との距離感や配置などを確認します。

地盤調査

ジャパンホームシールドによる調査、スウェーデン式サウンディング試験。建物の配置される場所の4つの角と中心の5点を専用の機械で掘り進み、その抵抗値を計測します。

なぜ地盤が大事なのか。それは地盤が弱いと建物の重さに負け沈下する恐れがあるからです。沈下と言っても、建物が均一に沈むのではなく、不揃いにバラバラに沈みます(不同沈下と言います)。そうなれば、建物は沈下している部分に引っ張られるため大変なダメージを負うことになります。