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report.03

現在建築中。HACOTの家づくりを、建築現場から写真レポートしていきます。
基礎工事から完成まで、HACOTが建っていく様子がこちらでご覧いただけます。

泉南郡熊取町、HACOT・G様邸新築工事

竣工

平成27年3月吉日、竣工の運びとなりました。
昨年10月の着工から、約5ヶ月。
ご竣工おめでとう御座います!

外構工事

外構工事が大詰めを迎えています。この日は駐車スペースのコンクリートを打設等、慌ただしく現場が動いていました。この後は柵を取り付け、塀を塗装していきます。

外構工事

外構工事がすすんでいます。階段を作り直し、塀は左官職人によって丁寧に塗られていきます。

外構工事

建築工事が大詰めを迎えています。 このタイミングで外構工事が始まりました。外構工事とは家の周囲の工事です。上下水道・ガス管の引き込みやお庭の植樹なども外構にあたります。

中庭の窓

HACOTは家の外側には窓が少ない設計になっています。一見すると、家の中が暗いのでは?!と思いがちですが、光は窓ではなく空から取り込むように設計されています。したがって周辺環境に左右されず均一な光を取り込めるのです。また、外側とは打って変わって、中庭の窓は随分と開放的になっています。

洗い工事

内装工事がほぼ終わり、洗い工事〈ハウスクリーニング〉が始まりました。竣工(完成)まであと少しです。

クロス工事

クロス工事がすすんでいます。

壁にクロスが貼られると随分と雰囲気が変わります。

パテ処理

クロス工事が始まっています。 写真の壁にある、ペンキのような白い筋はクロスを貼る前の下地処理です。 釘の跡や壁の継ぎ目をパテ処理で均し、浮き出ないようにします。

足場

足場が外れ、外観が見えるようになりました。

白い外壁が青い空に映えます。

新年

現在の室内の様子です。壁・天井の石膏ボードの施工が終えています。間もなくクロス工事が始まるかと思います。

新年

平成27年。年末年始を経て、建築現場が再び動き始めました。足場シートを畳んでみると、すっかり外壁サイディング工事が終えていました。

屋根

HACOTは正面から見るとシカクですが、中庭にむかって勾配があります。グレーの屋根はカラーベストです。カラーベストは軽く優れた耐久性を持った素材です。

階段

内装も着々と工事が進んでいます。写真は階段です。踏み板の上に養生が敷かれています。

中庭の進捗

中庭の外壁サイディング工事も進んでいます。G様邸では中庭はコンクリート仕様。HACOTはお客様のご要望に合せてカスタマイズすることができます。

杉板

軒天に杉板が施工されました。軒天とは、屋根から突き出ている「軒」の裏側の天井のことです。

胴縁

屋外では外壁工事が始まりました。写真は透湿防水シートの上に「胴縁(どうぶち)」とよばれる下地材が取り付けられています。この上からサイディングが施工されます。外壁から屋内まで外側からサイディング、透湿防水シート、構造用合板、断熱材、石膏ボード、クロスによって造られています。

ボード貼り

屋内の壁・天井となる石膏ボードの施工が始まりました。断熱材の上からボードを取り付け、クロス貼ると「壁・天井」の出来上がりです。写真ではリビングの天井にボードが取り付けられています。

幣串

写真では少し分かり辛いのですが、天井部分に何かあるのが分かりますか。これは上棟式のときの幣串(へいぐし)と御札です。 家のお守りとして屋根裏に納められています。

断熱材

断熱工事が施工されました。写真の乳白色の部分が断熱材。HACOTでは現場で硬質ウレタンフォームを吹き付ける「吹き付け断熱工法」を採用。シューっと吹き付けた後、化学反応でモコモコと盛り上がって吸着するため、隙間がほとんど出来ないのが特徴です。無数の気泡を持ち、これらによる防音・吸音効果によって、外からの騒音を軽減し、生活音の漏れを防ぎます。

サッシと外壁

サッシが施工され、窓が入りました。そして、外壁下地の透湿防水シートの施工がすすんでいます。このシートは雨水など外からの水を防ぎ、家の中の湿気を外に逃がす働きをします。

中間検査

写真は中間検査の模様。断熱材などで隠れてしまう前に金物の取り付け状態や、梁・柱の規格寸法などが図面(建築確認)の通りに施工されているかチェックします。

防水処理

写真はバルコニー。そして床のグレー部分が防水処理です。 この防水はFRP防水といい、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。(FRP防水工業会より引用:http://www.fbk-bousui.jp/index.html)

外壁

外壁の構造用合板が施工され、ずいぶんと家のカタチがハッキリとしてきました。外壁工事はこの合板の上に防水透湿の下地材を貼ってからサイディングで仕上げていく順番となります。

筋交い

写真は柱と柱の間を斜めに部材をいれる筋交い。 そして根本を金具(筋交いプレート)で取り付け耐力壁を構成しています。 耐力壁とは建物の水平に対抗する力に対向する構造上の重要な壁のことです。この耐力壁は数、位置など構造上のバランスを考慮する必要があります。補強しすぎても、バランスが崩れるので良くありません。耐震等級のランクを左右するのほど耐力壁は大事な部分なのです。HACOTではすべて「構造計算」によって、耐力壁の数、バランスを計算して設計しています。

屋根工事

本日は屋根工事。写真では下地材ルーフィング(文字の書いているシート)の上に屋根材が積まれています。HACOTは正面から見るとシカクですが、上から見ると中庭に向かって勾配があり、雨を導きます。

祝!上棟

上棟当日、朝から軸が屋根まで組み上げられ、家の形がハッキリしてきます。そして工事が落ち着く夕方に上棟式が執り行われました。上棟式とは建物の無事と工事の安全を祈願し執り行われる祭祀。一般的には大工の棟梁が中心となり執り行われます。写真の棒は幣串。弊串は棟梁によって一番高い場所に飾られます。式の後も、家のお守りとして屋根裏に納められるのです。上棟式は滞りなく閉式致しました。G様、この度は誠におめでとう御座いました。

祝!上棟

本日は上棟日、棟上げ(むねあげ)です。棟木をあげること。この棟木とは屋根の一番高いところに配される部材。前建てと合せてたった一日で、屋根まで組み上がる様子は建築の工程の中でも特にインパクトが強い瞬間です。上棟を迎えると随分と家の形がハッキリとしてきます。そして、上棟の工事が落ち着く夕方に建物の無事と工事の安全を祈願し、上棟式を行います。

前建て

上棟を翌日に控えた前建て。着工から上棟までは数日で現場の景観がガラッと変わります。 上棟にむけて柱を組んでいきます。2階部分へはクレーン車で建材を運びこみます。 いよいよ上棟です!

土台敷き

大工工事が始まりました。 まずは土台敷き。 予め基礎コンクリートに埋め込んでいたボルト(アンカーボルト)で固く締め、土台と基礎を取り付けます。 これは地震や台風などの外力が掛かった際に土台が基礎からずれ落ちることがないようにするためです。 写真では土台と大引が敷かれ、床下の断熱材が取り付けられています。この後、厚みのある構造用合板で床を造っていきます。

基礎完成

立ち上がり部分の型枠が外されました。基礎の完成です。 敷地には足場が設置され、間もなく建築資材が運び込まれます。大工による土台敷き工事が始まります。G様邸の中庭はウッドデッキ仕様となるようで、中庭部分にも基礎コンクリートが施工されています。

コンクリート打設

ベース(底部分)コンクリート打設し、養生期間を経て立ち上がり部分のコンクリート打設。基礎巾は150mmを確保。しっかりと鉄筋にコンクリートが被っています。基礎の幅。これが太い程、中にある鉄筋にかぶるコンクリートの厚みが太くなります。これは基礎にとって「かぶり厚」と呼ばれる重要な要素です。なぜなら、コンクリートが中の鉄筋をサビから守っているからです。コンクリートはアルカリ性のため、酸(サビ)に対抗します。しかし、そのアルカリ性は長い年月をかけ、徐々に失い「中性化」していき、鉄筋を守ることができなくなります。したがって、かぶり厚みが少ないとその分中性化するのが早まってしまうのです。

配筋2

立ち上がり部分の配筋も組まれました。
所々に大きめの管が埋め込まれています。これは将来のメンテナンスを容易にするための配管(サヤ管)。長期優良住宅では50年、100年の長期間にわたり使用することを前提に建築されます。100年という期間には、必ず設備の劣化、そして交換という時期が来ます。この交換を「いかに容易に行えるようにするか」といのが長期優良住宅の維持メンテナンス性能の考え方です。写真のサヤ管はコンクリートに直接、水道や下水に繋がる管を埋め込まずに、サヤを埋め込む工法。これによって将来の交換では、サヤ管の中身だけ交換することになります。つまりいちいちコンクリートを壊す必要がないのです。

配筋

地業が終わると次は基礎工事がはじまります。写真は配筋です。鉄筋が一定の間隔に組まれています。この後、日本住宅検査機構(JIO)による配筋検査を経てコンクリート打設となります。

防湿シート

基礎を造るための穴を堀る工事(根切り)が終わりました。 床下になる地盤には砕石を敷き、圧力を加えて固めています。 そして、全体に防湿シートを敷かれました。 これは、床下への湿気を軽減するための処置です。 次の工程はこの上から鉄筋を組み、「配筋」を造ります。

着工

建築工事が着工しました。 まずは基礎を造るま準備の地業から始まります。 写真では、建物を型に合せて糸を張る「地縄張り」にそって掘削しているところです。

地盤改良

地盤調査の結果、地盤改良工事(地盤を補強する工事)を行うことになりました。 今回の工事内容は、柱状改良工事。 「柱状改良工事」 これは地盤が強い部分まで地中を掘削し穴を堀り、 セメントを流し込んで地面まで柱状の杭を造る工事です。

地盤調査

雨の中、スウェーデン式サウンディング試験工法で地盤調査を行いました。 ジャパンホームシールドによる調査、スウェーデン式サウンディング試験。 この調査試験は、スクリューポイントというドリルの刃先のようなものをロット(鉄の棒)に取り付け、 加重をかけ回転させてどれくらい沈んでいくのか、を見る試験方法です。 建物の配置される場所の4つの角と中心の5点を専用の機械で掘り進み、その抵抗値を計測します。 なぜ地盤が大事なのか。それは地盤が弱いと建物の重さに負け沈下する恐れがあるからです。沈下と言っても、建物が均一に沈むのではなく、不揃いにバラバラに沈みます(不同沈下と言います)。そうなれば、建物は沈下している部分に引っ張られるため大変なダメージを負うことになります。したがって、地盤調査は本当に大切なのです!

擁壁工事

擁壁ができあがり土の埋め戻しが終わり、綺麗な更地となりました。 役所による建築確認が終わるまで、少し時間が空きます。 その間に地盤調査などを行います。

擁壁工事

お盆が明け、現場も動きはじめました。擁壁工事が進んでいます。写真では鉄筋と黄色い型枠が見えます

掘削工事

家を建てる前にまずは擁壁を綺麗に仕上げる工事がはじまりました。まずは擁壁工事からスタートです。写真では既存の擁壁を壊し、土地を削り取っています。