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report.08

現在建築中。HACOTの家づくりを、建築現場から写真レポートしていきます。
基礎工事から完成まで、HACOTが建っていく様子がこちらでご覧いただけます。

大阪府泉佐野市、T様邸新築工事

竣工

平成28年1月吉日、竣工の運びとなりました。

昨年10月の着工から、約4ヶ月。

ご竣工おめでとう御座います!

カースペース

カースペースのコンクリートが打設され、いよいよ外構工事も大詰めです。

清掃

工事の際に付着した汚れ等はハウスクリーニングで美装を施しているため、すでに約90%は清掃済み。 本日は残りの10%、細かい所を社内清掃しました。

格子柵

外側に面した掃出し窓に格子柵が付きました。光と風、そしてプライバシーをコントロールします。

社内チェック

屋内工事が完工し、社内検査を行いました。工事の際に付着した汚れや傷などがないか部屋の隅々まで検査。見つかった箇所は手直しの工事を行います。

外構工事

外構工事が進んでいます。ブロックが敷かれました。

植樹

中庭にシンボルツリーが植樹されました。春になれば、新芽をつけてくれることと思います。家の中にある外で季節を感じることができます。

外構工事

屋内工事がほぼ完了し、外構工事が進んでいます。 「外構工事」とは家の周囲の工事です。例えば、水道の引き込みやお庭の植樹、カースペースなども外構にあたります。

足場撤去

外壁工事が終わり、足場が外れました。

道路後退整備工事

道路の幅員を4.0m(厳密には中心から2.0m)確保するための後退整備が施工されました。これはセットバックといい、建築基準法で定められた基準となります。

車の通行がなかった昔ながらの道では現在も狭い道路のままになっています。これがそのまま建替が進むと緊急車両(消防車や救急車)が通行できないため、一定の幅員を確保するように法令で定められました。

クロス工事

クロス工事が始まっています。写真の壁にある、ペンキのような白い筋はクロスを貼る前の下地処理です。釘の跡や壁の継ぎ目をパテ処理で均し、浮き出ないようにしています。

キッチン搬入

キッチンが搬入されました。先に造作されていたキッチンカウンターにピッタリと設置されています。

外壁工事

外壁のサイディングが施工されました。外壁~内側の壁まで外側からサイディング、通気胴縁、透湿防水シート、構造用合板、断熱材、石膏ボード、クロスによって造られています。玄関ポーチ部分の外壁には焼き杉板が施工されています。

造作棚

内装工事が進んでいます。
キッチンカウンターに造作棚が取り付けられました。
またキッチンの後方にも造作棚があります。

室内ボード

壁材である室内ボード(石膏ボード)が取り付けが始まりました。このボードに壁紙クロスが貼られると一気に雰囲気が変わります。

ドウブチ

大工による屋内の木工事が進んでいます。外側では外壁に通気ドウブチが付きました(写真の細長い木のことです)。 ドウブチとは外壁サイディングの下地材で、この部材に外壁が取り付けられます。また外壁の内側に空間をつくり、通気を促します。

幣串

写真は屋根裏部分になります。何かあるのが分かりますか。これは上棟式のときの幣串(へいぐし)です。 家のお守りとして屋根裏に納められています。

断熱工事

断熱工事が施工されました。写真の柱と柱の間にある乳白色の部分が断熱材。HACOTでは現場で硬質ウレタンフォームを吹き付ける「吹き付け断熱工法」を採用。シューっと吹き付けた後、化学反応でモコモコと盛り上がって吸着するため、隙間がほとんど出来ないのが特徴です。無数の気泡を持ち、これらによる防音・吸音効果によって、外からの騒音を軽減し、生活音の漏れを防ぎます。

外壁工事

外壁の防水下地材、透湿防水シートが張られました。これは外からの水は防ぎますが、中からの湿気は外に排出する働きをします。

バルコニー防水工事

写真はバルコニー。床のグレー部分は防水処理です。この防水はFRP防水といい、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。(FRP防水工業会より引用:http://www.fbk-bousui.jp/index.html)

屋根工事

屋根工事が進んでいます。シルバーの屋根はガルバリウム鋼板です。ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛メッキで鋼板を挟むことで優れた耐久性を持った素材です。

中間検査

役所による中間検査と、国土交通大臣指定・日本住宅検査機構JIOによる構造躯体検査が行われました。断熱材などによって構造が隠れてしまう前に金物の取り付け状態や、梁・柱の規格寸法などが図面(建築確認)の通りに施工されているかをしっかりとチェックします。

防蟻工事

防蟻(ぼうぎ)工事が施工されました。防蟻とはシロアリ対策のことです。HACOTは劣化対策等級4(最高等級)の基準に適合します。劣化対策等級とは、材料の劣化を軽減するための対策についての基準です。木造住宅の場合、主な項目はシロアリと腐れ(湿気)となります。

屋根工事

上棟してそのまま屋根工事に突入。棟木から垂木を取り付け野地板が貼られると「屋根」の形がはっきりします。野地板の上には防水下地材アスファルトフーフィング(写真の緑色のシート)が即日施工されました。

上棟式

朝から軸が屋根まで組み上げられ、工事が落ち着く夕方に上棟式が執り行われました。上棟式とは建物の無事と工事の安全を祈願し執り行われる祭祀。一般的には大工の棟梁が中心となり執り行われます。写真の棒は幣串。弊串は棟梁によって一番高い場所に飾られます。式の後も、家のお守りとして屋根裏に納められるのです。

上棟

上棟日、棟上げ(むねあげ)です。棟木をあげること。この棟木とは屋根の一番高いところに配される部材。前建てと合せてたった二日で、屋根まで組み上がる様子は建築の工程の中でも特にインパクトが強い瞬間です。上棟を迎えると随分と家の形がハッキリとしてきます。そして、上棟の工事が落ち着く夕方に建物の無事と工事の安全を祈願し、上棟式を行います。

前建

上棟を明日に控えた前建。 着工から上棟までは数日で現場の景観がガラッと変わります。 土台に柱を建て軸を組んでいきます。 2階部分はクレーン車で高いところまで建材を運んで組んでいきます。いよいよ上棟です!

土台敷き

大工工事がはじまりました。まずは土台敷き。 基礎コンクリートに通気を確保するためのパッキンを敷き、アンカーボルトで土台をしっかりと取り付けます。そして土台と土台の間を大引で繋ぎます。

写真の手前に写っている白い部材は床下の断熱材。これを入れて構造用合板を取り付けると「床」になります。 HACOTでは根太を使用せず、直接土台や大引に厚みのある合板を一定間隔のピッチに専用釘で取り付ける根太レス工法(剛床工法)を採用しています。これは2X4の考え方を取り入れた「横揺れ、ねじれ」に強い工法です。

先行配管

基礎工事を終え、大工工事が始まる前に床下に給排水の先行配管が行われました。写真の青い管がお水で、ピンク色の管がお湯です。

基礎完成

養生期間を経て型枠が外れ基礎が完成。まもなく大工工事が始まります。 コンクリートに埋まっているボルトは、土台と基礎を繋ぐアンカーボルト。 一見すると適当に並んでいるように見えますが、構造計算によって建物に負荷がかかる部分を割り出した上でボルトの数、配置を決めています。

サヤ管

ベース(底)部分の養生期間を数日とってから、立ち上がり部分へコンクリートを打設します。 HACOT®では立ち上がり部分の基礎巾は150mmを確保。しっかりと鉄筋にコンクリートが被っています。

基礎の幅。これが太い程、中にある鉄筋にかぶるコンクリートの厚みが太くなります。これは基礎にとって「かぶり厚」と呼ばれる重要な要素です。なぜなら、コンクリートが中の鉄筋をサビから守っているからです。コンクリートはアルカリ性のため、酸(サビ)に対抗することができます。

サヤ管

配筋検査に合格し、コンクリートが打設されました。 写真を見ると、所々に大きめの管が埋め込まれています。これは将来のメンテナンスを容易にするための配管(サヤ管)。長期優良住宅では50年、100年の長期間にわたり使用することを前提に建築されます。100年という期間には、必ず設備の劣化、そして交換という時期が来ます。この交換を「いかに容易に行えるようにするか」といのが長期優良住宅の維持メンテナンス性能の考え方です。写真のサヤ管はコンクリートに直接、水道や下水に繋がる管を埋め込まずに、サヤを埋め込む工法。これによって将来の交換では、サヤ管の中身だけ交換することになります。つまりいちいちコンクリートを壊す必要がないのです。

鎮め物

写真中央に木箱のようなものが写っているのが分かりますでしょうか。こちらは「鎮め物」と呼ばれる土地のお守りです。 地鎮祭のときに神主さんより授かりました。これをコンクリートが打設される前に建物の中心となる位置に納めます。

配筋検査

配筋工事が終わりました。次の工程はコンクリート打設です。しかしその前に配筋検査があります。 コンクリートが打設されてしまえば、中にある配筋の状態が分からなくなります。そのため、先に第三者期間(国土交通大臣指定業者の日本住宅検査機構JIO)によって検査を受けます。なお、この検査に合格しなければコンクリートは流せません。

基礎工事

基礎工事がはじりました。写真はベース部分(床)の配筋工事の模様です。 地面が白っぽいのは防湿シートが敷かれている為。これによって床下への湿気を軽減します。

着工

着工しました。建築工事は地業から始まります。
しっかりとした基礎を造るための準備です。
写真は建物の形に沿って掘削しているところ。

地盤調査

建築工事が始まる前に土地の地盤調査が行われました。地盤調査とは、建物を支える地盤の強さを測ることです。HACOT®ではジャパンホームシールドによる調査(スウェーデン式サウンディング試験)を必ず実施します。建物の配置される場所の4つの角と中心の5点を専用の機械で掘り進み、その抵抗値を計測します。

なぜ地盤が大事なのか。それは地盤が弱いと建物の重さに負け沈下する恐れがあるからです。沈下と言っても、建物が均一に沈むのではなく、不揃いにバラバラに沈みます(不同沈下と言います)。そうなれば、建物は沈下している部分に引っ張られるため大変なダメージを負うことになります。

更地

解体工事が終わり、キレイな更地となりました。間もなく新しい建築工事が始まります。これから役所による建築許可がおりるまでの間に、地盤調査、地鎮祭などを行います。