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report.04

現在建築中。HACOTの家づくりを、建築現場から写真レポートしていきます。
基礎工事から完成まで、HACOTが建っていく様子がこちらでご覧いただけます。

大阪府阪南市、HACOT・H様邸新築工事

竣工

平成27年3月吉日、竣工の運びとなりました。
昨年11月の着工から、約4ヶ月。
ご竣工おめでとう御座います!

外構工事

建築工事が大詰めを迎えています。 このタイミングで外構工事が始まりました。外構工事とは家の周囲の工事です。上下水道・ガス管の引き込みやお庭の植樹なども外構にあたります。

バルコニー

海まで見渡せる素晴らしい眺望がを活かすように2階部分をカスタマイズしたバルコニー。敷地の環境に合せて建築士が仕様を変更しコダワリ〈夢〉を実現する注文住宅的なメリット。これは社内に建築士が在籍している当社ならでは。そしてグッドデザイン賞〈2014〉で大きく評価された点です。

クロス工事

クロス工事も終わり、間もなくハウスクリーニングが入ります。
竣工が近づいてきました。

外観

足場が外れ、裏側も見えるようになりました。H様邸の立地は高い場所になるため、海まで見渡せる素晴らしい眺望があります。それを活かすように2階部分をカスタマイズし、大きく開いています。HACOTは敷地の形状や周辺環境に配慮したカスタマイズを承っております。

足場解体

足場が外れ、外観が見えるようになりました。 玄関の焼き杉板と白い外壁のコントラストが青い空に映えます。

クロス工事

クロス工事が始まっています。 写真の壁にある、ペンキのような白い筋はクロスを貼る前の下地処理です。 釘の跡や壁の継ぎ目をパテ処理で均し、浮き出ないようにします。

キッチン

キッチンが搬入されました。

内装工事も着々とすすんでいます。

焼き杉板

玄関の外壁に焼き杉板が施工されました。

随分と印象が変わりました。

眺望

写真の大きな窓は眺望を楽しむ窓。H様邸の立地は高い場所のため、海が見える素晴らしい眺望が臨める敷地環境でした。 これを活かすように設計。HACOTは施主様のご希望や、敷地条件に合せてカスタマイズすることが可能です。

室内ボード貼り

屋内の壁・天井となる石膏ボードの施工が始まりました(写真の薄く黄色い壁や天井が石膏ボ-ド)。断熱材の上からボードを取り付け、クロス貼ると「壁・天井」の出来上がりです。

外壁工事

年が明け、建築現場が再び動き始めました。外壁工事が始まりました。写真は透湿防水シートの上に「胴縁(どうぶち)」とよばれる下地材が取り付けられています。この上からサイディングが施工されます。外壁から屋内まで外側からサイディング、透湿防水シート、構造用合板、断熱材、石膏ボード、クロスによって造られています。

幣串

HACOTは正面から見るとシカクですが、中庭にむかって勾配があります。シルバーの屋根はガルバリウム鋼板です。ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛メッキで鋼板を挟むことで優れた耐久性を持った素材です。

幣串

写真では少し分かり辛いのですが、天井部分に何かあるのが分かりますか。これは上棟式のときの幣串(へいぐし)と御札です。 家のお守りとして屋根裏に納められています。

断熱工事

断熱工事が施工されました。写真はちょっと暗いですが、柱と柱の乳白色の部分が断熱材。HACOTでは現場で硬質ウレタンフォームを吹き付ける「吹き付け断熱工法」を採用。シューっと吹き付けた後、化学反応でモコモコと盛り上がって吸着するため、隙間がほとんど出来ないのが特徴です。無数の気泡を持ち、これらによる防音・吸音効果によって、外からの騒音を軽減し、生活音の漏れを防ぎます。

バルコニー防水処理

写真はバルコニー。そして床のグレー部分が防水処理です。 この防水はFRP防水といい、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。(FRP防水工業会より引用:http://www.fbk-bousui.jp/index.html)

外壁下地

HACOTは劣化対策等級4(最高等級)の基準に適合します。劣化対策等級とは、材料の劣化を軽減するための対策についての基準です。木造住宅の場合、主な項目は白蟻と腐れ(湿気)。 写真は「防蟻処理済み証」が貼り付けられた土台。そして、コンクリートと土台の間に黒いギザギザの部材があるのが分かりますか。 これは基礎パッキンと呼ばれる部材。これを土台の下に設置することで、床下の通気を確保します。

外壁下地

上棟で軸が組まれてから構造用合板で外壁下地を造り、その上から透湿防水シートの施工がされました。このシートは雨水など外からの水を防ぎ、家の中の湿気を外に逃がす働きをします。

中間検査

写真は中間検査の模様。断熱材などで隠れてしまう前に金物の取り付け状態や、梁・柱の規格寸法などが図面(建築確認)の通りに施工されているかチェックします。

屋根工事

大勢で一気に組み上げる上棟を終えると、当分の間は大工による木工事が続きます。 写真は屋根工事の模様。HACOTの屋根は中庭に向かって勾配があり、雨は中庭へと導かれます。緑のシートは下地材のアスファルトルーフィング材。

上棟式

上棟当日、朝から軸が屋根まで組み上げられ、家の形がハッキリしてきます。そして工事が落ち着く夕方に上棟式が執り行われました。上棟式とは建物の無事と工事の安全を祈願し執り行われる祭祀。一般的には大工の棟梁が中心となり執り行われます。写真の棒は幣串。弊串は棟梁によって一番高い場所に飾られます。式の後も、家のお守りとして屋根裏に納められるのです。上棟式は滞りなく閉式致しました。H様、この度は誠におめでとう御座いました。

上棟式

本日は上棟日、棟上げ(むねあげ)です。棟木をあげること。この棟木とは屋根の一番高いところに配される部材。前建てと合せてたった一日で、屋根まで組み上がる様子は建築の工程の中でも特にインパクトが強い瞬間です。上棟を迎えると随分と家の形がハッキリとしてきます。そして、上棟の工事が落ち着く夕方に建物の無事と工事の安全を祈願し、上棟式を行います。

土台敷き

基礎工事が終わり、大工による木工事が始まりました。まずは土台敷き。 事前に基礎コンクリートに埋め込んでいたボルト(アンカーボルト)で基礎と土台をしっかりと固定。 これは土台が地震や台風などでズレ落ちないようにするためです。 HACOTでは構造計算によって強い力がかかる場所を割り出した上で、アンカーボルトの数・配置を決めています。

そして土台が組まれると、床下の断熱材を入れ構造用合板で床を作っていきます。 HACOTでは根太を使用せず、直接土台や大引に厚みのある合板(28mmを使用)を一定間隔のピッチに専用釘で取り付ける根太レス工法(剛床工法)を採用しています。これは2X4の考え方を取り入れた「横揺れ、ねじれ」に強い工法です。

基礎完成

養生を経て型枠が外れ、基礎が完成しました。まもなく大工工事が始まります。 コンクリートに埋まっているボルトは、土台と基礎を繋ぐアンカーボルト。 一見すると適当に並んでいるように見えますが、構造計算によって建物に負荷がかかる部分を割り出した上でボルトの数、配置を決めています。 写真の水色とピンク色の管は給水管です。水色が水で、ピンク色がお湯。この配管は「架橋ポリエチレン管」と呼ばれるもので超高分子の樹脂でできており、すぐれた耐久性があります。さらにその上に断熱被膜が施されています。昔の鋼管や銅管などの金属配管のような錆や腐食の心配はありません

ベースコンクリート

立ち上がりのコンクリートが打設され、ベース部分とも養生中です。 HACOTの基礎巾は150mmを確保。 しっかりと鉄筋にコンクリートが被っています。 基礎の幅。これが太い程、中にある鉄筋にかぶるコンクリートの厚みが太くなります。これは基礎にとって「かぶり厚」と呼ばれる重要な要素です。なぜなら、コンクリートが中の鉄筋をサビから守っているからです。コンクリートはアルカリ性のため、酸(サビ)に対抗します。しかし、そのアルカリ性は長い年月をかけ、徐々に失い「中性化」していき、鉄筋を守ることができなくなります。したがって、かぶり厚みが少ないとその分中性化するのが早まってしまうのです。

ベースコンクリート

配筋検査後すぐにベース(底)部分のコンクリートが打設され、型枠が外れました。続いて、立ち上がり部分の型枠を取り付け、コンクリート打設です。

鎮め物

鉄筋の下にシートが張っているのがわかりますか。これは防湿シート。土からの湿気が床下に入るのを軽減します。そして、写真中央に四角の紙のような物が埋まっています。これは地鎮祭のときに神主さんから授かりました「鎮め物」という土地のお守り。これは工事の安全と家庭の安穏・幸福を祈願して埋められます。

配筋検査

着工から上棟するまでの期間は、毎日めまぐるしく現場が動きます。地業が終わると次は基礎工事。写真は配筋検査の模様です。鉄筋がコンクリートによって隠れてしまう前に第三者機関にしっかりと検査してもらいます。そしてこの検査に合格すると、コンクリート打設です。

着工

建築工事が着工しました。 まずは基礎を造るま準備の地業から始まります。 H様邸は素晴らしい眺望が臨める立地。2階からの眺めが楽しみです。